坐骨神経痛!今すぐできる対処法

腰痛と坐骨神経痛

 

 

坐骨神経痛が起きてしまう原因には、梨状筋症候群もあります。これはストレッチで改善する可能性のある坐骨神経痛です。

 

梨状筋症候群になりやすいのは、腰椎の可動性、 弾力が衰えている人です。
梨状筋が硬直すると、その下を通る坐骨神経が圧迫されるので起きる症状となります。デスクワーク中心の仕事をしている人などは、臀部の下を長時間圧迫している状態になるので要注意です。

 

こうした腰痛に関連した下肢の痛みを伴う病気というのが意外に多くなっています。症状の起きる場所や範囲は、圧迫、障害を受けた部位によっていろいろ変わります。

 

椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などだと、坐骨神経痛と腰痛の両方が同時に現れるので相当辛いことになります。腰痛と坐骨神経痛の違いが不明確になりがちですが、腰痛の場合は腰とお尻だけに痛みがあります。対して坐骨神経痛では、お尻や下肢に痺れが出て、つっぱり感が出ることもあります。

 

  • お尻に現われる「コリ現象」は坐骨神経痛です。コリはお尻と下肢に出るのが特徴です。コリの部分はつっぱったり、痺れたりするので結構うっとうしいものです。
  • 下肢では、大腿部中央部分、外側の膀胱経のラインなどのスジが固くなり、やはりつっぱったり、痺れたりします。

 

坐骨神経痛は、腰椎と腰椎の間が狭くなって、もともとクッションの役目を果たさなければならない椎間板がはみ出してしまって坐骨神経を圧迫する時の痛みです。それは上半身の重さがかかる場所であり、背骨のつけねでもあるので、負担もかかるのです。